里親以外の支援・参加の形

里親となっていただく以外にも、様々な形でISSYO里親奨学金事業に関わったり、里子やその他の子どもたちの支援を行なうことが可能です。

短期的・単発的支援

この事業全般や事業の中での特定の活動・目的のための短期的または単発的な支援はいつでも、また何回でも受け付けています。支援に際し、特別な要望や条件等のある場合も、相談していただければ可能な限り反映します。この形でいただいた支援はその時の状況に応じながら、公平かつ透明に、事業の目的や運営のための必要費用(経費や人件費も含む)に充てています。

高等・大学教育支援

10年生までの初等・中等教育の場合とは違い、高等・大学教育の場合、子どもにより状況が大幅に異なります。現地で提供されている他の奨学金や留保制度も活用しながら、ISSYOでは基本的に公立学校での高等・大学教育のための奨学金を提供しており、このための短期的もしくは単発的な支援を受け付けています。この場合、いただいた支援はまずISSYOが積み立てる形をとり、積み立て済みの額にあわせて、高等・大学教育のための里親を持たない里子や里子候補者の中から、子どもの意思、生活・家庭状況、成績等を考慮した選考を行い、奨学金を支給します。また高等教育(11、12年生)や大学教育に焦点を置いた里親も募集しています。

通学・スクールバス支援

私立学校に徒歩で通える距離に居住する子どもの数は限られており、孤児、一人親であるため、送り迎えをできる保護者もいない場合がほとんどです。車やバイクなどを所有している家庭もほとんど無く、公共交通機関の不足や安全性からも、里子の多くが通学のためのスクールバスを必要としています。 このためISSYOでは、里親によるスクールバス費の支援が困難な里子のため、通学・スクールバス支援も募集しています。この支援に関する特別な基準はありません。スクールバス費用は学校、子どもの居住地により異なりますが、平均して近いところで年間約6000円、遠いところで年間約12000円ほどです。里子の通学のためにいただいた支援は、まずISSYOで積み立て、積み立て済みの額に応じ、年度ごとに必要とする里子のために使わせていただいています。

ISSYO活動支援

上記の他、ISSYOの活動や運営全般に対する支援も常時受け付けています。この支援のための特定の形式や条件などはありません。またISSYOでは会員制度を通して、正規会員(年会費5000円)、賛助会員(年会費一口3000円)による支援も常時受け付けています。会員の方には定期報告やニュースレター、報告会等各種イベントへの招待が送付されます。

これらの他、ISSYOの全般的または特定の活動への参加、プロフェッショナルボランティアやインターンとしての参加・支援も受け付けています。詳しくはISSYOに直接お問い合わせいただくか、こちらのページも参照ください。